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「82年生まれ、キム・ジヨン」だけじゃない!小説家チョ・ナムジュおすすめの本をプロフィールと合わせて紹介!

アニョハセヨ!

2020年10月9日(金)から公開される韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」をご存知でしょうか?結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われる主人公キム・ジヨンを通して「女性の生きづらさ、自分らしとは」を表現しており、多くの女性から支持を集め、韓国で大きな話題となった映画です。

『82年生まれ、キム・ジヨン』予告 10月9日(金)より 新宿ピカデリー他 全国ロードショー

合わせて、この映画の原作も韓国で100万部突破するほど異例の大ベストセラーになっています。そんなこの小説の作者である「チョ・ナムジュ(조남주)」について、年齢や経歴などのプロフィール・おすすめの本について見ていきましょう。

作家「チョ・ナムジュ(조남주)」プロフィール

名前チョ・ナムジュ(조남주)
生年月日1978年11月15日(41歳)
学歴梨花女子大学社会学科卒業

梨花女子大学校を卒業後、報道番組や教育番組で放送作家として10年間働き、出産を機に仕事をやめて小説家に転向しました。 結婚後、社会生活と結婚生活を通じてフェミニストへ。

おすすめの本

82年生まれ、キム・ジヨン(2016)

まずは、冒頭でもご紹介した小説「82年生まれ、キム・ジヨン」です。この小説を書きはじめたきっかけとして、2015年頃から盗撮やレイプなど女性に関する問題が話題になり、女性が男性に対して声を上げていこうという社会的な流れを受けてこの小説を書きはじめたそうです。

受験や仕事、結婚や育児など「女性」ということだけで立ちはだかる困難や差別を描き、女性から絶大な共感から社会現象を巻き起こした小説です。この小説をもとにして、チョン・ユミとコン・ユ主演で映画化しました。

ヒョンナムオッパへ(2017)

世界各地で「フェミニズム」問題が真っ最中の現在、韓国社会で文章を書く女性として生きている30〜40代の作家たちが韓国で初めて「フェミニズム」というテーマで発表した小説集です。


ソウルでの大学生活に慣れていなかった20歳の「私」は、いろいろと力になってくれた彼氏の「ヒョンナムオッパ(※オッパ:韓国語でお兄さんの意味)」に頼るが、ある瞬間からだんだん「全部君のためだよ」という言葉で自分を押さえ込もうとするヒョンナムオッパに、不快感を感じるように。 「私」が女性として生きるのに感じるある不便さや辛さ伝えるが・・・。

彼女の名前は(2018)

特別なことはないように見えるが、誰よりも一日一日を勇敢に生きていく、韓国の彼女たちの汗と涙の記録!

 上下関係を利用した不必要なボディータッチや、不快な冗談、外見と身なりの指摘、不必要な連絡、あらゆるセクハラや暴力など劣悪な労働環境の中で、自身が生きていくために、または、家族をやしなければならない20〜30歳の女性たちの話や、10〜20代初めまでに女性として受ける、痛みと成長など、韓国で生きる彼女たちの声と名前を一つ一つ読み上げて、完成させた28編の物語を4章で構成された小説で、涙や笑い、誓いという互いに少しずつ違うぬくもりで伝えている。 

サハ・マンション(2019)

「生きてるだけじゃなくて、ちゃんと生きたい」
21世紀の言葉で描いた悲惨な人々の物語。

企業の買収で誕生した奇妙な都市国家と、その中に存在する廃虚と化した「サハマンション」を背景に、国家システムの外に置かれた難民たちの共同体を描く。 30年間、このマンションに住む人々は国家からの一員として拒否され、「サハ」と呼ばれる。

サハマンション入居者たちの不条理な苦しみと現実を通じて、韓国社会の弱者と少数派へ対する差別と嫌悪に対して訴えかける。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

女性が受ける差別や、不条理な苦しみを小説を通して訴えかけてきて、多くの女性から共感を生んでいます。韓国同様に日本でも仕事や結婚、育児などで女性差別が残る国なので、同じように共感できること間違いなしの小説だと思います。悩んでいる方に読んでいただきたい1冊です。

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