韓国映画「悪のクロニクル」 視聴・感想
概要
邦題「悪のクロニクル」(2015)
韓国題「악의 연대기」
キャスト:ソン・ヒョンジュン(チェ課長)
パク・ソジュン(チャ・ドンジェ)
マ・ドンソク(キム・ジンギュ) 他

あらすじ ※DVDサイトから引用
名誉ある大統領賞を授与され、
昇進を控える敏腕刑事のチェ班長(ソン・ヒョンジュ)。
同僚たちによる祝宴の帰りに乗ったタクシーで眠っている間に、人気のない場所に連れていかれる。
ナイフを手に襲いかかる運転手との乱闘の末、誤って殺してしまったチェは
昇進に影響することを恐れ、証拠を隠滅しその場を去った。
翌朝、工事現場のクレーンに吊るされた死体のショッキングな映像がテレビを賑わす。
事件を担当することになったチェだが、死体が自ら殺した運転手であることを知り驚愕する。
そして、事実を隠蔽するため画策するなか不可解な出来事が次々と起こり、
チェは底知れぬ罠に巻き込まれていることに気がつく・・・・・・・。
個人評価
総合評価★★★★☆(4.0)
笑い★☆☆☆☆
感動★☆☆☆☆
悲しみ★★★★☆
アクション★★☆☆☆
スリル★★★★☆
キュンキュン☆☆☆☆☆
感想
面白かった!韓国サスペンス映画はほんとにいい作品が多いですね~。
この映画は最初から最後まで緊張感があって、
ずっと目が離せなかったです。
サスペンス映画でよくある、じめっとした雰囲気の中に、
上司と部下の絆、家族愛などおりまじっていて、
悲しみの中にある温かみを感じられるものでした。
何といっても、役者の演技がほんとによかったです。
演技が下手でしらける場面が全然ありませんでした。
次は何が起こるのか、犯人は誰なのか、
すっと画面の中に溶け込んでいくように 見ていました。
ソン・ヒョンジュンが演じたチェ課長がほんとに人の良さそうなキャラクター。
この課長が誤って人を殺して、
隠ぺいしようとするなんて、まわりの同僚は思わないだろうな~。
隠ぺいがばれるかばれないか、ハラハラてしまう。
マ・ドンソク演じるキム刑事も頼れる先輩刑事役で
いい雰囲気をつくりだしている。
パク・ソジュンの演技も安定の高さで
感情移入してしましました。
いつもの、ラブコメを演じているパク・ソジュンとは
異なるシリアスな一面がみれました。
一つの嘘を隠すためつき続ける嘘がどんどん大きくなり、
どうしようもなくなり取り返しのつかないことになっていく・・・。
自分の欲を満たすために他人を犠牲にしていく・・・。
こういった、人間のエゴの様がよくわかる映画でした。
最後まで、結末が想像できず、
なんでこうなってしまったんだと思わせてくれる映画。
いい意味で胸がつっかえている感じが見終わってもしました。
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